湯の香〜温泉の記録と記憶〜

ただ只管に、一途に湯の香を求めて。ただ只管に、一途に温泉の記録と記憶を。関東・中部・甲信越・東北を中心とした温泉巡りのレポートです。

箱根塔ノ沢温泉「上湯温泉浴場」

このエントリーをはてなブックマークに追加

5/12、箱根塔ノ沢にある上湯温泉浴場を訪れました。ちょうど同じ塔ノ沢温泉の一の湯本館(ブログ記事)の道を挟んで斜め向かいにあり、以前からとても気になっていました。料金は500円、タオルは持参しました。シャンプー等のアメニティーは一切ありません。ただし受付で石けんとドライヤーは声を掛ければ貸していただけるようです(当方はドライヤーを使わせていただきました)。


20120520_1
 

建物外観です。傾いて見えますが、坂道に立っていますのでこのような感じに。素朴、レトロ、そんな類いの言葉がしっくりくる外観です。昭和30年、40年代の香りがプンプンしています。

そしてこの施設の名称ですが、「上湯温泉浴場」「上湯温泉大衆浴場」「上湯大衆温泉」と様々な名前が使われていますが、実際はどれが正式名称なのか分りません。この建物内の看板や掲示物に記されている名称でさえも統一されていませんし。ですので、当ブログでは建物正面の「上湯温泉浴場」をとりあえずの名称とさせていただきました。ちなみに上の写真の2F部分、横向きに取り付けてある看板には「上湯温泉大衆浴場」と表記されています。


20120520_2
 

受付と男湯入り口です。まぁ外観同様に「古き良き・・・」そんな言葉が似合う公衆浴場です。左に写っている階段の上は休憩室になります。


20120520_3

 
脱衣所です。当方と入れ違いに先客が出て行ってしまったので貸切でした。


20120520_4
 

分析表の一部です。泉質は単純温泉で約40度の源泉。それを加温で少し上げて利用しているようです。加温以外は一切ナシの源泉掛け流しです。


20120520_5


広めて下さいとの事ですので喜んでご協力させていただこうと思います。源泉は隣に位置する老舗旅館、環翠楼(かんすいろう)さんと同じです。


20120520_6


内湯です。扉を開けるとアルカリ性の単純温泉特有の甘い香りがします。湯船は大人3人、窮屈で4人が入れる程度の大きさでしょうか。露天風呂はありません。


20120520_7


洗い場です。反対側にも2つあり、全部で4つ。シャンプーリンス等はありませんので、使いたい場合は要持参です。


20120520_8


水色に塗られた壁と天井。そして明る過ぎる蛍光灯。白熱色のダウンライトの方が雰囲気は出るのでしょうが、こういう銭湯はやはり蛍光灯が王道なのかもしれません。


20120520_9


約40度の源泉を42度に加熱しているようです。非常に柔らかいお湯で肌に刺激がありません。湯は湯船の中の穴から注がれていて、床の方へ掛け流されています。


20120520_10


いやいや、本当に良いお湯。シンプル・イズ・ベスト。数を多く入れば入るほどに単純温泉に勝る泉質は無いのではと最近思うのです。ほぼ貸切状態で約60分、のんびりさせていただきました。湯本から塔ノ沢あたりでは貴重な源泉掛け流し。お勧め出来る温泉です。


20120520_11


お湯とは関係ありませんが、道を挟んだ場所に上湯専用の2台分くらいの駐車場があります。そこから早川の流れが見えます。水も緑も美しく、また通り抜ける風も心地よく、上湯で火照った身体を鎮めるにはちょうど良い場所です。こちらもぜひに。




個人的評価(5点が満点、★=1点 ☆=0.5点)★★★★★




にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ

神奈川県川崎市「縄文天然温泉 志楽の湯」

このエントリーをはてなブックマークに追加

5/5、川崎市にある日帰り温泉施設、縄文天然温泉 志楽の湯へ行って来ました。料金は1,000円、タオルは持参しました。施設の性格上、当方が撮影した浴室内の写真はありませんが、ホームページの方では紹介されています


20120514_1


今回初めての訪問ですが、施設近隣に派手な看板やのぼりの類いもなく、また住宅街の中にありますので、少々道に迷ってしまいました。施設内には意外な程緑が多く、「ここ川崎なの?」と思ってしまうくらい落ち着いた雰囲気です。

写真右が志楽の湯の建物で、左側が併設のレストラン、志楽亭になります。志楽亭の方ははメニューを見て来ましたが、内容的には居酒屋に近い感じでしょうか。両建物とも古民家風の作りでなかなかです。


20120514_2


こちらは志楽の湯の入り口。で、湯の方ですが、地下1,300メートルからの
自家源泉を持っていて、泉質はナトリウム塩化物強塩温泉。かなり塩分の強いお湯でした。塩分の強い湯なので身体が非常に温まります。東京湾沿いの温泉は「微妙な油臭の黒湯」または「黄色がかった強塩泉」のどちらかが多いのですが、こちらは後者。加水はないようですが、源泉温度が低いので加温はあります。循環消毒に関しては塩素臭さ等は特に感じませんでしたが、湯船の大きさや営業形態から考えてあるのではと思います。

渡り廊下に温泉分析書が貼ってあったのですが、訪問が夕方で照明も全く無く、その場所が湯上がりの休憩場所になっていて、写真も撮り辛い雰囲気でしたので、残念ながらありません。湯の利用に関しては当方のあくまでも想像の範囲で書いています。その辺りはご了承下さい。


20120514_3


こちらはロビーです。落ち着いた照明、上品なインテリアで清潔感に溢れています。


20120514_4


浴室の方は照明もかなりダークでかなり落ち着いた雰囲気です。スーパー銭湯なので人が多めなのは仕方ありませんが、東京近郊の日帰り施設としては総合的にトップクラスではないでしょうか。入浴を終え、緑の多い渡り廊下に端に腰を下ろし、火照った身体を休めているとここが川崎市である事を忘れてしまいます。

それと露天風呂についても書きたかったのですが、この日は5/5、こどもの日。小さめの露天風呂は完全に子供のプール状態になっていましたので、足の指一本湯に浸ける事なく内湯へ戻る事になってしまいました。

ちなみにこの志楽の湯ですが、同じ会社が運営していて敷地の隣に併設されている川崎生涯研修センター(楽天トラベル)に宿泊する事によって湯治のような使い方が出来るようです。


***


温泉マニアを唸らせるまでは行きませんが、お湯もそこそこで雰囲気も良く、個人的には結構気に入りました。東京近郊でこれだけの雰囲気が味わえるなら充分です。また足を運んでみようと思います。





個人的評価(5点が満点、★=1点 ☆=0.5点)★★★☆
(都内近郊の日帰り温泉施設としては満点だとは思います)





【楽天トラベル】縄文天然温泉 志楽の湯
駅から徒歩5分の縄文の森。
まるで秘湯のような露天風呂、デトックス効果があり、ミネラル豊富な天然温泉。




 
にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ

千葉県鴨川市「天然温泉 高鶴山荘」

このエントリーをはてなブックマークに追加

4/29、千葉県鴨川市にある高鶴山荘楽天トラベル)の日帰り湯を利用させていただきました。料金は650円、タオルは持参しました。こちらには内湯と離れにある露天風呂が利用出来るようですが、今回は本館にある内湯を利用しました。


20120512_2


高鶴山荘は昨年の同時期に訪れた曽呂温泉(ブログ記事)と極めて近い場所にあります。外観はどう見ても普通の家。この敷地内の高台に離れのコテージもあるようです。そちらには宿泊客の方がいらっしゃいましたのでカメラには収めませんでした。


20120512_3
 

ロビーです。料金を払い案内された浴室へ。


20120512_4


脱衣所。もう完全に普通の家の風呂です。


20120512_5

 
そして浴室。これは本当に温泉なのだろうか・・・と、不安に。


20120512_6


取りあえず板を恐る恐る開け入ってみました。分析書もあるので間違いなく温泉なのだとは思いますが、湯に殆ど特徴を感じるもなく、微妙な塩素臭もあるので何とも・・・。ちなみに泉質は宿にあった分析書によれば「メタけい酸及び重炭酸ソーダ温泉」との事。また加温循環消毒はあるようです。


20120512_7


洗い場です。要清掃。そんな感じがしました。


20120512_8


窓の外はこんな感じです。夏休みに田舎の親戚の家に来たような気分になります。


20120512_9


正直「ここは温泉です」・・・という雰囲気は全くしませんでした。ただ普通の風呂だと思えば大きな浴槽で足を伸ばしてゆっくり出来ます。他に露天風呂があるようですが、そちらだとまた違った雰囲気を味わえるんだとは思います(HPの「お風呂・温泉」の項に写真があります)。


20120512_10


念のために分析書を。で、気になる点が。温泉の湧出地が「鴨川市天津588-1」になっていますが、この場所はこの宿から直線距離で10キロほど離れた場所です。つまりパイプか車で運んでいるのでしょう。10キロのパイプというのもアレですので、やはり車で運んで来ているのが正解なのかもしれません(あくまでも想像ですが)。

多分この宿の真価はコテージと露天風呂を利用した時に分るのでしょう。内湯の利用だけですので何とも言い難いのですが、料金的にも非常にリーズナブルな宿ですので、グループで宿泊するには良い宿かもしれません。



個人的評価(5点が満点、★=1点 ☆=0.5点)★★☆
(あくまでも内湯だけの評価になります)



 
にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ

■自己紹介■
東京都在住の日本健康開発財団の温泉入浴指導員、温泉ソムリエ協会のソムリエマスター。温泉が好きで車やバイクで巡っています。

お問い合わせフォーム


  • ライブドアブログ